2022年10月の感想
ほんとに時間が経つのは早いですね。今年もあと2ヶ月だと思うと腰が抜けそうです。
今月のハイライト
- スイス、フランスにてテント旅
- デンマークで初めての通院
- デンマークの社会保障に改めて驚く
- ストレングスファインダーをやってみた
- ワーキングホリデービザの申請が通った
- ポートフォリオが完成した
テント、フランスにてテント旅
本当は、ツール・ド・モンブランと言われる、モンブラン山を取り囲む山塊を歩くトレッキングトリップに行くはずでした。
天気予報から厳しいというのは頭によぎっていたのですが、飛行機もとったし、ひとまずフランスへ行くことに。二日ほど雨の中を歩きましたが、たまの晴れ間からアルプスらしい景色も見れたりしていました。
これなら続けられそうだ〜〜〜と思っていた矢先、「この先、標高 1500m 以上のところは雪で歩けない」と、別の登山者が帰ってきたことをキャンプサイトの管理人さんが教えてくれました。まさか雪が積もるとは。
そんなこんなで、街から街へと歩き渡るテント旅にプランを変更したのでした。行き先はスイスのローザンヌ。
空港からトレッキングエリアに移動する電車で認知した街なんですが、あまりに街並みが綺麗だったので「また今度ぜったい来よう」と思っていました。こんなに早く "今度" が来るなんて。素敵じゃないか、運命じゃないか(ポジティブ)
結果とってもとっても思い出に残る旅となりました。
ローザンヌは街の美しさもさることながら、レマン湖の朝焼けとココシャネルのお墓がとても美しかったです。
ヨーロッパのお墓ってホラー映画のイメージが強かったんですが、実際は景色のいいところにあることが多く、明るく美しく優しい印象を持ちました。歩いている途中で素敵なセメタリーを見つけて、Google Maps の Favorite ピンを立ててしまうほど。写真を撮りたい衝動に駆られたけれど、安らかに眠っているところ、見ず知らずの私がカメラを向けるのは失礼だろうと思い、撮りませんでした。わたしもあんなところで眠りたい。
そして一生忘れないであろうエピソードはこちらです。
一緒に旅をしていた子と二人で半泣きになりました。旅に出る前もお守りを作ってくれた子がいたりして、優しい世界ですね。
どうも私は感情表現があまり得意じゃないのですが、ありがとうを伝えたいと思いました。ありがとうと言うことしかできませんでしたが、伝わっているといいなと心から思っています。
ツール・ド・モンブランはぜったいリベンジしなきゃ。(仲間募集中です)
デンマークで初めての通院
はじめての通院👨⚕️🇩🇰
— カオルコ in Denmark (@yykaoruko) October 21, 2022
・受付は保険証かざすだけ
・予約制ゆえ待ち時間ほぼなし
・紙への記入一切なし
・デジタル処方箋
・保険証を見せればどの薬局でも薬をもらえる
・無料(薬代はかかる)
駆け込み受診はできないけれど、すべてがスムーズで全然疲れなかった!
デンマークでは何かと人を中心に置いてシステムがつくられている感じがする。通院や処方箋の履歴はポータルサイトで確認できるようだし(まだ認証できとらんけどはやく体験したい)自分のデータがちゃんと自分に紐づいてる。日本では病院や薬局が中心なので、そこはアップデートされるといいな〜〜
— カオルコ in Denmark (@yykaoruko) October 21, 2022
渡航前に「デンマークのスマートシティ: データを活用した人間中心の都市づくり」という本を読んで、事前に知っていたことではあったんですが、実際に通院を体験すると感動します。投薬履歴や受診履歴などが医療ポータルから確認できるのも驚きです。(認証すんでないから、まだ見れてませんが 😂)
医療ポータルには、無駄な検査を省いたり、過去の履歴から正確な治療を施す目的もあるけれど、医療従事者と患者が対等な立場で対話するという目的もあるそうです。実際自分が通院したときも「治療どうしたい?」と聞かれました。とことん主体性を大事にしている国だと感じています。
デンマークの社会保障に改めて驚く
デンマークの学生は毎月約10万円の支給が国からあって(家族と住んでる場合は減額支給)学費は無料。
— カオルコ in Denmark (@yykaoruko) October 28, 2022
空いた時間は、勉強はもちろんのこと、パートタイムジョブやボランティアをするそうな。ボランティア人口も多い。
圧倒的な安全を目の当たりにした気持ちになった
社会保障が発展していて、高福祉国家と謳われる理由がわかります。
奨学金を借りるのと国からお金もらうのって、個人の収支で言えばお金を払うタイミングが違うだけで、数字の動きとしては同じだなと思っているんですが、ただ、税金は社会との連携感があって、より幸福度が高いかもしれないなと思いました。
それに、みんな当たり前に奨学金を借りているけど、個人で個人の教育に投資するのって結構ハードモードなんじゃないかな。
日本には日本の伝統的な価値観があるので、デンマークと同じ仕組みを!とも思わないのだけど、日本がデンマークに学べることはたくさんありそうだと感じました。だいぶ主語が大きくなっちゃいましたが、とにかく驚いた。
ストレングスファインダーをやってみた
ジョブインタビューに向けての資料を作っていたんですが、現在ポンコツ留学生のため、自分の強みがわからなくなってしまいました。そこで以前から気になっていたストレングスファインダーをやってみることに。
戦略的思考が弱いんだよな〜〜〜と思うことの多い人生だったんですが、実は強みだったみたいです。綺麗な経歴ではないですが、確かにやりたいと思ったことは実現してきているので、戦略をたてて実行に移すことは自然とやってきていたのかもしれません。
均一であることより多種多様であることに面白みを感じるので、「個別化」が高くて「調和性」「公平性」が低いところには納得感がありました。
無理に人間関係構築をがんばろうとすると疲れちゃうんですが、それがもろに資質にも表れていたので、得意な人とタッグを組めるといいなと思いました。人のことは好きなんだけど、同調圧力とか、つるむのとかが、昔からあんまり得意ではなくて。一匹狼が時折目的のために集まるくらいが一番居心地がいいみたい。
最強の実行要員になろう〜〜〜
ワーキングホリデービザの申請が通った
警察署での申請から 10日で新しいレジデンスカードが届いてびっくりしました。2023年12月31日まで滞在許可が出ました。一安心。
New to Denmark に書いてある通りの申請プロセスを踏むだけなのですが、日本人の現地申請の経験談をあまり見つけられず、少し不安がありました。いつか書き記しておこうと思います。
ポートフォリオが完成した
愛してやまぬ Notion で作りました!Kaoruko / Lupinus lab.
就職活動のための準備を少しずつ進めていて、英語での自己紹介プレゼンテーションの作成もしました。へたっぴ英語なので、せめて自己 PR くらいは完璧に準備して挑みたいです。仕事が決まるか本当に不安だけど、デンマーク中の IT 企業にアプライするつもりでがんばっていこうと思います。